『鑑定士と顔のない依頼人』のあと味
沢木耕太郎が「私にとっての今年の一作」などと書いているし、 あのトルナトーレだし。 行ってみたらいつもの三倍の観客で、 そのせいか、3Fじゃなくて1F大ホールでの上映だった。 確かに、すごく面白かった。 「私にとっての今 … Continued
沢木耕太郎が「私にとっての今年の一作」などと書いているし、 あのトルナトーレだし。 行ってみたらいつもの三倍の観客で、 そのせいか、3Fじゃなくて1F大ホールでの上映だった。 確かに、すごく面白かった。 「私にとっての今 … Continued
— 映画で行く、”大人の女の一人旅” — まあなんとぴったりなキャッチコピーだこと。 この映画、ひとことで言うと『旅情』カイロ版。 といってもけなしてるわけじゃなくて、 安心して観られる古典作に準 … Continued
監督/アンドレア・セグレ 去年行きそびれたキオッジャが舞台の、 心震える、素晴らしい映画だった。 最終日、がんばって行ってよかった。 http://www.alcine-terran.com/umibenoshijin/
ナンニ・モレッティの「ローマ法王の休日」を観た。 久しぶりにナンニ・モレッティに会えたのが嬉しかった。 渋く、地味な、でもとても贅沢な映画だった。 終演後のトイレでいきなり女性が言った。 「思ってたのと違ってませんでした … Continued
ずっと映画を観ていなかったのに、 このところたてつづけに三本観た。 私にしたら「映画漬け」と言える頻度だ。 そのうち二本がダンスの映画。 好きだからの選択ではあるけれど、 上映じたいが重なるのも不思議なことである。 「フ … Continued
好きな画家の生涯を描いた映画なので、楽しみにしていた。と言っても、カラバッジョの生涯がどのようなものであったのか多少は知っていたので、内容が重く結末が暗いものであるのは予想していた。
たった15日間、10回の撮影で作品が完成した、というパンフレットの記載に驚いた。あれほど濃密な時間を撮るのにわずか二週間しか費やされていないのか…。
●「絶対の愛」(原題/TIME) 「私の映画はすべて私のコンプレックスから生まれている」(キム・ギドク) 整形手術が盛んな韓国でなくとも、恋人に飽きられるのではないかという強迫観念から、恋人好みの新鮮な女に変身して彼の気 … Continued