Mensile 150111 モロッコ 旅の不安材料

posted in: 月誌 | 0 | 2015/1/11

去年は11月も12月もここに書けなかった。
秋から冬が色々あって、(だらだら)書く時間が取れなかったのだ。
(いつも年頭こんなことを言っている気もするが…)

色々の一つに、1月のモロッコ行きを決めたことがある。
今回はスケジューリングから手配まで全部自分で進めたので、結構時間をとられた。
大枠が決まったあとは放置していたのだが、年が明けて細部を詰めているうちに、
出発まであと一週間となってしまった。

前回ドバイ経由の長時間フライト×2にすっかり懲りていたので、
今回はパリ経由でカサブランカに入ることにした。
不安材料の一つはカサブランカ空港やシャルル・ドゴール空港が、
エボラ感染国からのフライトをずっとオープンにしていることで、
実際少し前に、カサブランカ経由で感染国から帰国した英国人が発症している。
もっとも、エボラは空気感染しないし、直接感染者の体液に触れなければ問題はない
(SARSや鳥インフルエンザのほうがはるかに危険とも言える)。

二つ目の不安材料がモロッコ国内の移動であった。
今回、運休と遅延で評判の悪いロイアル・エアー・モロッコの国内線を利用する。
一日一便しか飛んでおらず、しかもデイリーではない。
これで躓くことは考えるだに恐怖ではあるが、
最悪の事態と次善の策を頭に置いて、あとは腹をくくるしかない。

そして、フランスでのテロである。
これによって、移動にかかる不安の範囲がフランスにまで広がってしまった。
強化が必至のセキュリティによって、同日中にカサブランカに乗りつげないことも考えられる。

実は羽田-パリとパリ-カサブランカが別冊の航空券なのだ。
普通はこんなことにはならない(しない)のだが、
パリまでマイレージの航空券利用で、そのマイレージでモロッコまでがカバーできなかったため、
仕方がなかった。

問題は機内預けの荷物である。
一冊で(通常の乗継時間で)あれば、荷物は最終目的地まで行く(これをスルーという)。
もしかしたらチェックイン時にスルーにしてもらえるかもしれないのだが、
してくれないかもしれないし、しないほうがいいのかもしれない。
下手なことをしてロストバゲージになるより、
手間でも一度出してまた預けるほうがいいとも思っていた。

が、シャルル・ドゴール空港は広い。広いうえにわかりにくい。
乗り継ぎ時間は3時間あるけれど、
一度荷物を引き出してからの再度のチェックインで、
強化されたセキュリティを通って乗り継げるのかどうか。
とすれば、可能であるのなら、羽田でスルーにしてもらったほうがいいだろうか。
いや、ロストになるよりは、乗り継げなかったにしても、
最悪荷物と一緒にパリに一泊するほうがましだとも思う。
いずれにしても、まさにインシャラーの境地である。

実はもう一つ、大きな不安材料がある。
我が体力のなさと体調管理である。
なんと元旦から風邪を引いてしまい、
熱もなく寝込むほどでもないのですぐに治るだろうとタカをくくっていたら、
この数日でぶり返してしまった。

ということで、私にできることは自分の体調管理くらいしかないのではある。

テロについてはこちらに書いている。
「風刺」と「テロ」

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