教育現場で多様な思考の成熟をめざすイタリア、政府の統一見解を押し付ける日本
★違和感のイタリア 人文学的観察記 八木宏美 新曜社 2008.9 去年の11月に読んだエッセイ。 下書きリストの中から、これだけはお蔵入りさせたくないという一冊。 長くイタリアの大学で教えている著者ならではの観察で、 … Continued
★違和感のイタリア 人文学的観察記 八木宏美 新曜社 2008.9 去年の11月に読んだエッセイ。 下書きリストの中から、これだけはお蔵入りさせたくないという一冊。 長くイタリアの大学で教えている著者ならではの観察で、 … Continued
深まる秋の北イタリア, a set on Flickr. トリエステ、ウディネ、チヴィダーレ・ディ・フリウリ、コネリアーノ、アーゾロ、ヴィットリオヴェネト、マゼール・・・ 2011年11月、雨が多かったけれど、しっとりと … Continued
地中海を渡る難民船の遭難が続いている。 3日にイタリア最南端の島ランペドゥーサ近海で500人が乗った船が沈没、 死者は300人を超えた。 11日には再びランペドゥーサ沖南100キロほどで同様の事故。 難民の国籍は不明。 … Continued
「次に読む本」としてしばらく積んであったこの本を、モンティ首相辞任と聞いてあわてて読んだ。まさに今が読むべきタイミングの本だった。しかもこれは、イタリアというよりも、むしろ日本の今このタイミングで読むべき本だった。 とい … Continued
日本から手配したホテルが、 須賀さんが1990年に泊まったのと同じホテルだと気づいたのは、 旅の計画もかなり進んだころだった。 私が予約したのはレジデンス部分で、レセプションや朝食ルームは共通だが、 部屋は、十字路を斜め … Continued
トリエステは、明るい街だった。 雨の多い季節の旅だったが、 トリエステを歩いた最初の一日は青空がのぞいていたので、 よけいそう感じたのかもしれない。 あるいは、海に突き出た埠頭が、街の遊歩道の続きのように、 ゆったりと無 … Continued
11月のはじめに、トリエステからヴェネツィアをプライベートで廻ることになって、 須賀敦子のエッセイを読み返している。 これらの地域、とくにトリエステを選択するのに、 須賀さんのエッセイが大きな役割を果たしているので、せめ … Continued
先日仕事で出かけたイタリアで 面白いものを見つけました。 ”搾りたて牛乳の自動販売機”。 イタリアの古い街で自販機を見るのは 本当にまれなことで、 やっと駅のプラットフォームに ちょっことあるくらい。 なので … Continued