今このタイミングで読むべき本 『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』
「次に読む本」としてしばらく積んであったこの本を、モンティ首相辞任と聞いてあわてて読んだ。まさに今が読むべきタイミングの本だった。しかもこれは、イタリアというよりも、むしろ日本の今このタイミングで読むべき本だった。 とい … Continued
「次に読む本」としてしばらく積んであったこの本を、モンティ首相辞任と聞いてあわてて読んだ。まさに今が読むべきタイミングの本だった。しかもこれは、イタリアというよりも、むしろ日本の今このタイミングで読むべき本だった。 とい … Continued
続けて旅の本。 島田雅彦がサハラ? 意外な組み合わせのような気がする。 似合わないような気がする。 が、これは勝手な私の思い込みだろう。 読み始めてすぐ、出版年を確認する。1998年。初出は97年。 ということは、旅をし … Continued
上善水の如し、沢木耕太郎の文章を我が家ではこうたたえている。 時々目にする朝日新聞の映画評など、 まさにさらさらと流れる水の如きなめらかさである。 うまい(ときにうますぎる)。 もちろん、『深夜特急』は面白く読んでいた。 … Continued
三週間後のサルデーニャがまだ中身が未定。 ルート確定とホテル予約しなくちゃいけないんだけれど、 まだ『トルコを知る53章』なんぞを読んでいる。 イスタンブールが面白かったのだ。 ちゃんと書こうと思うと時間がかかるし先送り … Continued
朝日新聞が『戦後史の正体』の書評冒頭10行を削除との報あり。 関連記事にコメントしていたら長くなったので、新規投稿にする。 ◆朝日新聞が読書欄で異例の「訂正」 孫崎氏の著書めぐり 孫崎氏や読者の抗議を受けてのことだろう。 … Continued
ナンニ・モレッティの「ローマ法王の休日」を観た。 久しぶりにナンニ・モレッティに会えたのが嬉しかった。 渋く、地味な、でもとても贅沢な映画だった。 終演後のトイレでいきなり女性が言った。 「思ってたのと違ってませんでした … Continued
今日、日中関係をめぐっての二つの記事が目に留まった。領土問題には、あまり言及しないつもりでいたんだけれど・・・。 ・「日本が譲歩すれば、中国のさらなる侵略招く」 米軍事専門家 米軍事専門家リチャード・フィッシャー氏は、「 … Continued
「戦後史の正体」が知らない間にベストセラーになっていた。 今日の朝日新聞にも書評が載った。 三分の一くらいまで引き込まれて読んでいた私は、 この書評にかなり違和感を覚えた。 「自立への一助にできるか」というタイトルは、一 … Continued
この一年半、朝日新聞の原発関連記事を切り抜いている。切り抜いてダンボールに入れていく。 それらはとっくに箱をはみ出し、仕事の資料のとなりに積みあがって、崩れかかっている。 どうするんだろコレ、と毎日思いながら、 今日も切 … Continued
ずっと映画を観ていなかったのに、 このところたてつづけに三本観た。 私にしたら「映画漬け」と言える頻度だ。 そのうち二本がダンスの映画。 好きだからの選択ではあるけれど、 上映じたいが重なるのも不思議なことである。 「フ … Continued