WordPress のすごさがじんわりとわかってきた。
ずっと、PHP（Wpのテンプレートが書かれている言語）については知識ゼロのまま、それでも少しづつ、プラグインやCSSでカスタマイズしてきた。去年の秋に仕事用ブログをWpに移行したときも、PHP知識ほぼゼロは変わらずで。
何の不足もなかったけれど、年明けヒマだったので、
遊び感覚で個人ブログのテーマを変更してみる気になった（PROVAI.ciao）。
そのときふと、少しはPHP解説でも読んでみようかと、ざざっと目を通したのがWeb Design RECIPESというサイトの記事。
記事一本では、すこしアウトラインがわかってきたというだけのことだけれど、それでもWpのテンプレートを見るときのかったるさ感と拒否感（恐怖感に近い）はかなり薄れた。
もっと早い段階で読むべきだったかもしれない。
少なくとも仕事ブログの引っ越し前くらいに。
でも、あれこれやった後だからこそ、すっと入ってきたというのはあるかな。
サイトは、のりさんというかわいらしいウェブデザイナーの女の子がやっていて、
このサイトデザインがまたかわいい。
文章もわかりやすくて、なのに中身はとっても濃い。
へたなハウツー本よりよほどすごいんじゃないか、と思ったら、しっかり本も書いていた。
三冊目の「基礎からのWordPress」は、
ソフトバンククリエイティブからのオファーによるとのこと。
さすが、出版社もほおっておかないんだなあ。
最初の一歩の前
で、今日気が付いたんだけど、
このサイトに、初めてWordPressを使ってみようという人の為の予備知識
というのがあった。
これは最初の一歩の前に読んでおくべきだったか…。
あらためて思ったのは、Wpのすごさは、知らなければ知らないなりに始められて、
気軽に楽しく運用も出来ちゃうこと。
さらに、少し欲が出たら出たなりに、（すごい）先達や（同レベルの）仲間がいっぱいいて、そういう人たちに手を引かれて少しずつ自分（のWpブログ/サイト）も歩んでていけること。
Wpは、MTに比べてPHPという点でとっつきにくさがあったのに、
いつのまにかそれを凌駕するものを獲得していたという気がする。
これは、技術的な進化というよりも（もちろんそれは大きいけれど）、
世界の大勢の人たちによって育てられたWordpressという子供が、
必然的に身に備えることになった性格のようなもので、
Wpは、そういう大勢の人たちがいたから自分が大きくなってきたことを、
十分わかっているのだ。
だから、使う人その人なりの、そのときなりのレベルや要求に、寄り添ってある。
のりさんのようなプロが、高度なスキルをシロウトむけにおしげもなく提供してくれるのも、Wp がそもそも持っているこの性格に、よっているような気もする。
最初の一歩から数歩先へ
さて、予備知識はいいけれど、上記記事にはサーバーへのインストールからブログ/サイト開設までの手順は書かれていない。 「Wordpress 使い方」 などで検索すれば山のように解説ページがヒットするので、いずれか自分の読みやすいものを見ながら進めればいい。
たとえば、
・WordPressの使い方
・WordPress超初心者講座
など。
こちらはWeb Design RECIPESから
・WordPressをインストールしたらチェックしておきたいこといろいろ
（Wpのインストールについては、レンタルしたサーバーが自動インストールに対応していれば、サーバーの管理画面から簡単にできる。そういうサーバーではたいてい、独自にマニュアルも用意している。個人ブログに利用しているLolipopのマニュアルなどもわかりやすい。
もう一つ、今回知ってしまったのは、手っ取り早くインストール設定する裏ワザがホームページビルダーのお試し版利用ということだ。でも、サーバーを借りる段階であれば、自動インストール可のサーバーを選べばそれですんでしまうことでもある。）
さらに歩を進めたくなったら
最初に紹介したサイト Web Design RECIPES は、実はWpをインストールし、しばらく記事投稿を重ね、プラグインなどを追加したそのあと、もうすこしあれこれカスタマイズしたくなって、テンプレートを触るようになったときにこそ真価を発揮するサイトだ。
ひとつひとつの記事がとても充実しているだけでなく、実にわかりやすい。自分の歩が少し進んだとき、あるいは目線がもう少しだけ前に注がれるようになったとき、サイトを覗いてみるといい。私もふらっと覗いては、おっ、こんな記事書いてくれてたんだ、とたまに読みふけっている（実際にやることはわずかだけれど）。
・Web Design RECIPES/WordPress
コメントを残す